しなの鉄道の横須賀色車両S16・S26編成が7月末に引退すると聞き、6月30日に撮影してきました。→その後、引退は8月末に変更となりました。
撮影場所は、駅付近に撮影に適した場所があることと、北海道以外では珍しいダルマ駅ということで平原駅に決定しました。この日は2編成ある横須賀色車両のうちのS16編成が小諸~軽井沢間を5往復するということで、平原駅での撮影にはうってつけの日でした。
今回は、軽井沢・長野フリーきっぷを使用します。
今回の目的地、平原駅に到着。
梅雨時期と言うことで雨の中での撮影を覚悟していましたが、太陽の光が差し込み所々青空が覗くいい天気です。
まずは大好きな貨車改造の待合室を撮影します。
北海道の駅を思い出す造りです。
時刻表を見てみると、列車の本数はかなりあります。
北海道のダルマ駅はだいたい一日に数本しか列車がないのでこんなに密度の高い時刻表に違和感がありますが、撮影するには嬉しい限りです。
ホームに入り、ホーム側からの待合室を撮影。
下りホームから軽井沢方面を眺める。列車の長さのわりにホームが長めになっています。
こちらは小諸方面。
上りホームから撮影。
上り線路にかかる踏切を渡ると駅南側に出られます。
駅周辺の様子。田んぼが広がっています。人の姿は見えません。
駅とその周辺の撮影を終え、S16編成が通る時間が近づいてきました。
最初は近くを走る国道(下の写真右上)の橋脚付近から撮影。
列車全体が入らない・・・。他の列車で練習してみるも上手くいかず。
こちらはSR1系ライナー車両。個人的に好きなデザインですが、側面がほぼ撮れず・・・。
なかなか列車との距離感がつかめず、この場所は難しいと判断。今度は駅構内上りホームから撮影。
逆光だけどまあまあかな?
今度は少し離れて、駅南側の上り坂になっている所から撮影。
このポイントから駅方面を眺めるとこのような感じです。
お目当ての下り列車がやって来ました。
平原駅に停車する列車だったので落ち着いて撮影することが出来ました。青空や緑も入りいい感じ。
こちらは駅を発車後の列車ですが、ピンボケとなってしまいました。
一度切りあげて小諸駅に向かいます。到着すると、S16編成がいたので撮影。
時間調整のため一度軽井沢まで行き、すぐに折り返して再度平原駅で下車。今度はしなの鉄道色の車両で撮影の練習をしてみます。人がいないことを確認した上で、駅構内の通路から撮影。上り列車はここからだと撮りやすいです。
いい感じに撮れたので次の上りS16編成はここから撮ることにしました。
次の横須賀色列車は下り列車のため、駅外の南側から撮影してみました。朝から撮影していたので少しはマシになってきた・・・?
そして次が最後のチャンス、横須賀色上り列車。先ほどと同じ駅構内の通路から撮影しました。1枚目は少し下から見上げる感じとなってしまいました。
列車は駅に停車しているので落ち着いてもう一度シャッターを切る。
今度は角度もいい感じ!鉄道写真の上手い方からすればまだまだなんでしょうが、自分的には満足の結果だったのでここで平原駅を後にします。
次の列車まで時間があったため小海線を利用して小諸駅まで向かうことに。三岡駅を目指し歩きます。
田畑に囲まれた道を進んで行きます。
この坂を上り切ると少し雰囲気が変わり、民家が見えてきます。
さらに少し歩いて三岡駅に到着。撮影しながらでしたが15分ほどで着きました。
比較的新しそうなキレイな駅です。
列車の本数も多い。
相対式ホーム2面2線の駅です。
駅名標もキレイ。
やってきた小諸行き列車に乗車。
小諸駅到着後は、すぐ隣にある停車場ガーデンというところに寄ってみました。
手入れされた庭にはたくさんの植物が植えられています。
レンガでできた素敵な小屋があったので撮影。
説明を見ると、昔使われていた"油庫"という鉄道関連施設とのことでした。
その後は売店でお菓子等を購入。
特に蕎麦の実フロランタンがそばの香りがしておいしかったです。
小諸駅に戻ります。
軽井沢を目指しますが、ここで待っていたのもS16編成。
こんな風に窓を開けられる車両がまた減ってしまうのはとても残念です。
軽井沢駅へ到着したらあとは新幹線に乗って帰るだけですが、その前に115系ピンバッジガチャを2つ買ってみました。すると、なんと!横須賀色としなの鉄道色が出ました。
最後の最後まで横須賀色で本当に満足な旅でした。
あとはS16・S26編成が最終運行日まで無事に走り続ける事を祈るばかりです。