絵笛駅跡
絵笛駅跡に到着。
海岸沿いから離れたところにある駅が続きます。
さて、こちらの絵笛駅跡ですが、今までの駅跡と違い、訪れるのを少しためらってしまうような所です。というのも、周辺に広がる牧場の敷地内にあるようにしか見えないからです。
近くを通る道路からは、待合室やホームがあるところは木の陰になってしまい見ることが出来ません。
そしてさらにこの看板。
転落注意の看板がある橋は、車一台がやっと通れるほどの幅しかありません。
ちなみに橋の下は水路になっています。
その橋を越え、民家の前を通り過ぎながら数十メートル進むとやっと1枚目の写真の場所に到着します。
そんな絵笛駅跡の散策を開始します。ホームへ向かう小道は一応舗装されています。
ホームへは柵があり入れません。奥に見えるのは待合室です。
あまりに雑草が繁茂していて待合室へ近寄ることはできませんでした。
ホームの柵ギリギリから撮影。駅名標の枠が残っています。
待合室からホームへ上がる部分も柵で覆われていましたが、そもそも待合室へ行くのが難しそう。
ホーム上は草生しています。
ホームの反対側を見ると、表示が残されています。
こちらも、花に埋もれながら残っています。
線路跡も自然に帰りつつあります。
線路を挟んで向こう側は、牧場の敷地内なのか、草地が広がっています。
広大な草地を眺めていると、鹿が3頭現れました。
のんびりと草を食んだり走り回ったりする光景は牧歌的で癒やされます。
廃線跡がトロッコになる事はよくありますが、この辺りがトロッコになったら絶対楽しいだろうなぁと思いつつ、絵笛駅を後にします。
国道方面に向かう途中、絵笛川に架かる橋梁が残っていました。
ここを列車が走っていたらいい写真が撮れたでしょう。
この日は駅訪問はここまでとし、新冠の駅舎内を撮影しに戻った後、静内の宿で一泊。
4日目まとめ
今日の行程:苫小牧→浜厚真→勇払→苫小牧【ここからレンタカー】→浜田浦→鵡川→汐見駅跡→富川駅跡→日高門別駅跡→豊郷駅跡→清畠駅跡→厚賀駅跡→大狩部駅跡→節婦駅跡→新冠駅跡→静内駅跡→東静内駅跡→春立駅跡→日高東別駅跡→日高三石駅跡→蓬栄駅跡→本桐駅跡→荻伏駅跡→絵笛駅跡→新冠駅跡→静内
5日目に続きます。