2022年北海道廃止予定駅訪問の旅
2022年のダイヤ改正で、北海道では池田園・流山温泉・銚子口・石谷・本石倉・糸魚沢・歌内の7駅が廃止となりました。廃止前に、比較的アクセスしやすく近いエリアにまとまっている道南の5駅(池田園・流山温泉・銚子口・石谷・本石倉)を訪問する旅をしました。
まずは新幹線で新函館北斗に到着。
午後2時ですが気温は氷点下です。真冬(2月)に北海道を訪れるのは初めてで、やっぱり寒いんだなぁと実感。
駅の飲食店で遅めの昼食。
在来線に乗り換えます。いかにも北海道!という感じに前面に雪が付いた車両がやってきました。画像では見たことがありましたが、初めて肉眼で見ることができてテンションが上がります。
車窓から見えた大沼は、雪に覆われていました。
流山温泉駅
まず最初は流山温泉で下車。10分後に逆方向の列車が来るので他に駅訪問で降りる人がいるんだろうと思っていましたが、他には誰も降りず。
駅名標の字体が筆で書いたようなものになっています。
単式ホーム1面1線で、待合室が無く寂しい。
時刻表。3.5往復で日中はかなり間隔が開きます。下り列車にいたっては始発が15:24と今乗ってきた列車です(早朝の一本は当駅を通過するため)。
ホーム上から見た駅前の様子。遠くに山が見え、手前側は雪原が広がっています。
スロープを利用してホーム外に下りることが出来ます。
階段からも下りられますが、その階段の近くに、かつて展示されていた200系新幹線の先端部分と車輪が残されています。200系が好きなので車両を見たかったのですが、存在を知った頃にはすでに撤去されていました。
駅全景。
駅の外に出るには牧場の敷地内を通らないといけないと聞いていましたが、このロープの向こうがその牧場のようです。
駅利用者はロープを外すかくぐって通行できるようです。
前述の通り、たった10分で乗りたい列車が来てしまうので探索はこれで終わりにして次の駅を目指します。
池田園駅
次は函館方面に一駅戻り、池田園で下車。駅名標はすっかり色あせてしまっています。
長万部方面寄りにある跨線橋の方向へ歩いて行きます。ホームにも雪が積もっていて、一人分の幅だけ溝が出来ています。
ホーム側から見た駅舎全景。
跨線橋を渡ります。窓が少なく薄暗いです。
跨線橋から函館方面を眺めます。
跨線橋を渡りきり、駅舎横に来ました。こちら側にはホームはありません。
駅舎の扉。右側は施錠されていて入れません。
反対側に回り込み、駅前広場側から見た駅舎全景。
駅名の表示があります。比較的新しいように見えます。
駅舎と跨線橋。
駅舎内に入ります。
内部はスッキリとしています。実際利用されているのは駅舎の半分ほどです。
時刻表。上り7本、下り5本と不規則。
駅ノートが置いてあります。
駅舎を背に、駅前広場の様子。
駅前通りの様子。雪のせいか、活気がなく静かです。
時間があるので駅周辺を散策することにしました。駅前通りを少し歩いてから駅の方を振り返ると、黄色い横長の駅舎が目立ちます。
しばらく森方面に線路沿いを歩くと、短いトンネルがありました。
そのトンネルの上から長万部方面の線路を撮影。列車が通ったら絵になりそうです。
散策を終え駅に戻り、函館方面の列車に乗ります。この日の廃止予定駅訪問は以上で終わり。今夜の宿がある函館駅へ向かう途中、新函館北斗駅で下車。駅前のイルミネーションを楽しみます。
ずーしーほっきーの体が不気味に光っています。
お尻は赤く光っています。
この後函館へ向かう途中に、新函館北斗のロッカーに置き忘れた荷物を取りに戻るというハプニングがありましたが、無事目的地に到着。もっと列車の本数が少ない区間だったら悲惨なことになっていたかも。
ホーロー看板のサッポロビールの表示がまだ残っていたので思わず撮影。
今夜宿泊するのはJRイン函館。入口にかつて使われていたと思われるヘッドマークが多数ありました。
さらに、部屋からは駅構内が一望できます。ずっと見ていても飽きない。
寒いけどもう一度外に出て晩御飯を買いに行きました。
函館名物ラッキーピエロをいただきます。
2日目に続きます。